EMAは常にサポート機能を持つわけではない
自分が学んだテキストではこう説明されています。
EMA10がサポート、レジスタンスとして機能することがある
しかし、その機能が発揮される時は条件があって
EMAが急な傾きの時に限る
たしかにそうテキストには書いてありますし、自分もちゃんとそれを読んで認識していました。
なのに、こんな失敗するなんて・・・まだまだです。
EMAはなみなみと波を打っている
失敗をしたのは下のポンド円4時間足です。
見にくいですが、赤丸のところで買いエントリーをしております。
見ての通り、上昇トレンドの押し目を狙った教科書どおりのエントリー・・・・と、その時は意気ようようでした。
しかしこのエントリーには二つのミスが隠れています。
失敗① EMAの傾きをよく確認してご覧
はい、冒頭に申し上げたとおり、EMAがサポート、レジスタンス機能を有する時は
EMAが急な傾きの時に限る
なんですね、忘れたくないのでもう一度
EMAが急な傾きの時に限る
ご覧の通り、緑で塗られたEMAは鈍い傾きはおろか
なみなみと波を打っている！！
これでサポート機能を期待するのはちょっときびしかったです・・・
失敗② 直近高値を抜けていないじゃないか！！
2つ目のミスもとても基本的なことです。
147.9円付近に赤い線を引いておりますが、二回目の上昇でここ、抜けていないんですよね・・・（緑の○で囲んだこところです）
上昇トレンドが継続するには
直近高値を超える
これが重要なんです、これもテキストには基本中の基本、野球の素振りと同じくらい基本として何度も出てきます。
直近高値を超えられず、同じところで下落しているんだから
レンジ入りの可能性も視野に入れなければならなかったんです
なのに、上昇するとばかり頭の中にはありました・・・
決め打ちは大概いい結果にはなりません・・・常に何通りものシナリオを用意する必要があると痛感しました。
参考
下は米ドル円日足ですが
緑○の部分がEMAによってサポートされていることが分かります。
EMAの傾きは気持ちがいいほど急な傾きとなっています。
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