チャートに引かれている水平線の意味はなんですか?
「チャートに引かれている線の意味はなんですか?」
ご質問をいただきました。
私が使用しているチャートにはカラフルな水平線が一杯引いてあるんですけど。
今回は引いてある理由と、ラインを引くことで何を見ているのか?
を回答いたします。
色の使い分け
ラインの色分けは
青い線=レジスタンスライン
赤い線ーサポートライン
紫の線=月足の重要なライン
緑の線=過去に機能したライン
って感じで使い分けています。
こうやってラインを引くことで
チャートの表情が変わって見えないものが見えてきます。
例えば上はポンド円の週足ですが緑の○で囲んだ所をみると先週の最安値148.09円というのは
過去にレジスタンスで機能していた線が、サポートに転換しています。
このように
過去のレジスタンスがサポートに転換したまたは
過去のサポートがレジスタンスに転換した
というポイントはチャートの中では重要なポイントになり特別な意味を持ちます。
こういったところってのは狙われやすいのでなにかしら相場のリアクションが起こりやすいんですね。
ラインを引いて、ポイントになりそうな所を着目しているだけでもチャートの見え方というのは全然違います。
148.09円で止まれば、来週は円安が進みやすいだろうなぁとか
148.09円を抜けちゃうと、さらに下落が加速するかなかなぁ、すると次は146円めざすかなぁ・・・とか
ラインを意識するだけでシナリオが出来てしまいます。
上は豪ドル円の月足ですが、これも緑の丸囲んだ所をみると、同じように
過去のレジスタンスラインが、サポートラインに転換しそうです
(月足はまだ確定していないので確定するまでは分かりません)
こういったことを確認して、豪ドル円の怒涛の下落は今後上昇に転じるかな?とか
まだすく下にも、赤○で囲った過去のラインが存在するので、90.2を抜けると今度は88.6で止まるかな?
といったシナリオが立てられます。
つまりシナリオの為
ラインを引く意味は、重要なチャートポイントをいち早く察知し
そこから導き出せるシナリオを描くために、ラインを引く必要があるのです。
シナリオはFXをやる上では欠かせないものです。
シナリオさえあれば、自信を持ってエントリーできるし、損切りも難なく行えます。
買いから売りへのシフトも瞬時に行えるので
シナリオは自分がFXをやる上で一番大切にしているものです。
そのシナリオを描くため、ラインも重要というわけです。
動画版を作成しました、そちらの方が分かりやすいと思うので
ご覧になってください。
チャートに引かれている線の意味 (動画版)
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