ＦＸトレーダーとしてのブレ無い軸を確立したいです。

ヤニック様

いつも楽しく、熱く、やる気を掻き立ててくれるメルマガの配信をありがとうございます。

私は毎日ヤニックさんのメルマガに励まされつつ、FXの勉強を続けています。

今日の夏合宿のメルマガも、とてもありがたかったです。

今年の初めには、私はまだ「楽して稼ぎたい」という気持ちの割合が大きかったんですが、ヤニックさんはじめ、諸先輩方々が皆おなじように言うのを聴いて、「マインドセットを構築したい。自分の軸を確立したい」という気持ちが自然と湧くようになりました。

１日遅れですが、悪い習慣のアウトプットをさせていただきます。

ステップ１ 悪い習慣を把握すること。

私生活の面では、うちの子供（中一）が自己中なことを言ったとき、真正面から怒ること、が一番気になることです。

※ＦＸでは、私も飛び乗りだったのですが、ほぼ毎回すぐ逆行して失敗したので、失敗から学びました。今は克服しつつあります。

ステップ２ 原因を考える

たぶん、社会に出ていろいろな人に理不尽なことを言われたことを恨んでいることが原因と思います。

私はメカの設計職で、製品の仕様や構造を社内にレビューしたり製造に理解してもらって作り方を工夫してもらう事が多くあります。

機械の設計はマクロ的な視野（外観、機能、機構）からミクロ（詳細の機構、部品、材質、ボルト、表面処理）、さらに別の視点（コスト、作りやすさ、寿命、メンテナンス性）等々、いろいろと考慮して、形状に結実します。

それだけ深く、広く考えてバランス点を見つけて、自分のベストと思える形になったものを、レビューします。

その中で、たまに以下のようなことを「軽い口調で」言う人がいます。

「こっちの構造の方がいいんじゃないの？」
「ここがダメだから使い物にならないね」

（具体的な内容は覚えていませんが、たいていこのパターンです。）

いつも「こっち」、とか「ここ」とかは、重要でない細かな１要素なんですよ。

しかも細かな要素は10もあるのに、そのうちの一つを取り上げて、「ぜんぶダメ」って何ですか！自分の視野が狭くて一部しか見ていないくせに、全否定するな！！！こっちはできるだけ全部を満たそうとして、最も最適化した形に作ったんだ！！！

それになんだその言い方は！

君たちは否定することが仕事じゃないだろ！質問形式で聴けよ！

何より、同じ社員なのに「みんなで良いものを作ろう」という態度でないのが一番腹立つ！！

・・すみません、書きすぎました。

心ではそう思っても、社会人ですから淡々と説明します。理解してもらいます。

また、そういう事を言われないよう、対策も進化させて、プレゼンや説明の順序や仕切り方もレベルアップしてきています。

しかし、心の中では、また言われたら嫌だなぁと思っています。

こういう経験が、私が「理不尽な言葉」に過剰に反応してしまう原因です。

相手の視点からみると、たぶんそんなに意見を通そうとしているわけでなく、「なんとなく一言いいたいだけ」なようです。

もう一段掘り下げて原因を考えると、

「自分の軸をしっかり持てていない」事に真の原因がある気がします。

意見されることで、自分が否定されている気になる＝不安になる。

また、「これだけ練りに練ったんだから、自分の考えが正しいに決まっている」と思っていることも原因かもしれません。

だから、ほかの意見を、余裕をもって聴くことができない。

ステップ３ 予防策を考える

人それぞれ、いろんな人がいます。言いたいことを衝動的に言う人も中にはいるんです。

うちの子なんて、まだ子供なんだから、まだ自分の近くしか心が行き届かないのは普通です。ぼくはもっとひどかったかもしれません。

そういう人の存在を受け入れる寛容さを持つこと、慣れでしょうか。
結局、他人は変えることができないのだから。

例＞家族で出かける間際に

子供△ 「待ってー！」
（さっきまで一人でゴロゴロしていた、昨日の片付けも終わっていない）

私（対策前） 「とうちゃんとかあちゃんが荷造りしてる間に、おまえ何しててん！
だれが待つかー！ガー！」

私（対策後） 「とうちゃんとかあちゃんが荷造りしてるときには、△は自分の
準備をしてや〜。そしたらいっしょに早く出れるでぇ。
今日はいっしょにやったげるから、片づけてから行こう」

以上、もっと短い時間で済ますつもりが、長文になってしまい申し訳ありません。

勉強しなくちゃ！

それでは、今後ともメルマガ楽しみにしています！

Ｎ

ヤニック様

お忙しい中、ご返信ありがとうございました。

設計技術者としての軸を水平展開してFXに活かす、、、アドバイスありがとうございました。

「また別の場所に穴を掘るのではなくてその穴を横に広げるだけでいいんです」

について、考えてみました。

ずっとメールを読んでから考えています。

実は、私の中で機械設計とFX、、、まったく違う印象でした。

掘り下げて考えると、それぞれの像って、考え方と、技術的スキルの両方が混然一体となって印象になるんですね。

FXの場合、今の自分は細かな技術的スキル、たとえばローソク足の特徴がどうとか窓開けだとか、圧倒的に技術スキルが低いんです。

だから、技術的スキルが極端に低いのが足を引っ張って、機械設計とFXがまったく違う印象、になっているのかなぁと思います。

しかも成功体験も少ないし、負けが込みすぎて自信もないしで、実績や感情の点でも、真逆の印象なんですよ。

分かるは分ける、というように、軸、考え方、技術、を分けると、確かに「軸」の点では水平展開しやすいかもしれません。どんな姿勢で取り組むか、成功へのプロセス、心構え、というという部分ですね。

また「考え方」も、一部そのまま使えました。

マルチタイムフレーム分析は、スーッと入って来ます。

ヤニックさんにご指摘いただいて、こんな僕でもちょっとは使える財産があったのかと、新しい発見になりました。

ありがとうございます。

とはいえ、まだまだチャートも止まっているチャートは少し読めても、動いてるリアルチャートだと、ボロボロなんです。

特に、リアルチャートを深く読めないのが致命的ですよね。
余談ですが今日も、だいぶ損切りしました。

技術（足腰はもとより、ヒョロヒョロの腕を）を鍛えたいと思いました。

＜まとめ＞

今回のメールのやり取りを通じて

1、.軸はいま持っているものを水平展開すれば比較的簡単にFXの軸、マインドを身に着けることができそうだ。

2.FXの技術レベルについては、設計の分野と比較して、格段に足りてない事が浮き彫りになった。

3.子供との接し方については、まだまだ対策案があるかもしれない(笑)

以上です。

重ね重ねですが、忙しい中、わざわざご返信下さりありがとうございました。

昨日の夏合宿の言葉達に今日も救われました。

これからも、メルマガ応援しております。

Ｎ