FXで勝率や目標にこだわらない理由
自分はトレードをするとき、勝率、月の目標といったものにまったくこだわりを持っていません。
そもそも、自分の勝率が何％かも知らないのですが
先日ROAD TO VICTORYのメンバーとセミナーを行いましたが。
その中で意外な反応がありました。
自分は、勝率や、獲得pips、月の目標など
数値的な実績というのものをデータとして残しておりません。
そもそも算出もしていません。
だから、自分の勝率は知らないし月間の獲得pipsもわからないです。
損小利大が実現できていればとりあえずＯＫ
損小利大が実現できていれば
嫌でもプラスだから、そこだけ気をつけていればいいくらいにしか考えていないです。
「これまで一度も勝率なんてこと考えたことない、算出したこともない」
とセミナーでポロっと口走ったら。
セミナー参加者の一人がそれは意外な事実といったようなリアクションでした。
おそらく、FXを生業とするものとして
勝率、獲得pips、月の目標などの数値実績を
残し、それを分析し、トレードに反映させるのは
当然と思われていたのかもしれません
もちろん、そういうデータを重視するトレーダーもいると思いますし。
それを否定するつもりはありません。
野球で言うところのデータを重視する野村克也タイプですよね。
自分は逆に長嶋茂雄タイプで（天才と言いたいわけではないです）
自分の感覚を最優先させるタイプなんですが。
理由はそれだけじゃなくて
勝率や目標にこだわらないのは
感情のノイズを減らしてあげるという理由があります
例えば月の目標を100万円！！
なんて立ててしまうと
自分の性格上
100万円達成しないと気がすまないんです
（負けず嫌いです。）
自分の性格上、目標が達成できないと
ちょっと無理をしてでも目標を達成しようとするはずです。
それはもはや、いつもどおりの
ニュートラルな感情とは言えないですよね？
例えば先月の勝率が60％だったとしましょう。
今月が50％で終わりそうだったら、凹みますし
無理に勝率を維持しようと、必要以上にトレードするかもしれません。
それで勝てればいいですけど
負けがこめばもう泥沼です。
これらは感情のノイズとなって
本来であれば正常なはずのトレードを
捻じ曲げる恐れがあるんです。
自分がもっとも優先しているのは
気持ちがニュートラルであること
常に感情をフラットに保つことです。
複数の収入を持つことも、感情をフラットに保つことに
重要な要素なんです。
トレードはホント、余計な感情が介入したら負けです。
感情が、正常であるはずのものを歪めますからね。
これは別にトレードに関することだけじゃないです
怒りながら作った料理いつもどおりの味ですか？
心が沈んでいるときに食べるディナー美味しいですか？
不安を抱えながらの旅行楽しいですか？
これらは、感情のノイズが正常な状態を捻じ曲げたといえます。
いつもどおりの味が
美味しいディナーが
楽しい旅行が
感情により捻じ曲げられ
まったく違うものに変化してしまっています。
トレードって自己分析が大切
自分は感情のノイズとなり得るものは自分の性格を先回りして
すべて排除するようにしています
最近になって思うのは
トレードってつくづく自己分析が重要だということです。
人によって何が感情のノイズとなるかわからないですからね。
つねに、客観性を持って自分を直視することが
”正常な”トレードを実現させるために大切なんだと思います。
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